イベント開催報告
◆2024.8.4 Keswick旅行会
〈イギリス好きな方、大集合!〉
〈イギリス好きな方、大集合!〉
第2回のKeswickイベント、旅行会を開催しました。「イギリス好きな方、大集合」というテーマで、渡航経験のある3名の方にご参加いただき、店主、副店長と合わせて5名で賑やかに語り合いました。
【それぞれの旅のお話】
・まずは副店長の春名から、5回のイギリス渡航経験をお話ししました。1991年に初めての海外旅行で訪れ、公園の快適さ、ミュージカルの楽しさ、夜景の美しさに感激しました。2000年には親子3人で再訪し、2001年には大好きなミュージカル『スターライト・エクスプレス』終演のために訪問、2004年にはイギリスのサンダーランドで同ミュージカルの巡業公演を観るため訪問、2010年には結婚後に初めて二人で海外に出かけるのにイギリスを選んだこと、等々をお伝えしました。
・次にUさんご夫婦より、英語を習ってらっしゃった奥様と、オーディオの「タンノイ」に興味があるためイギリスの地名に詳しいご主人とのなれ初めに始まり、1999年5月の新婚旅行でのお話を当時のアルバムを見せていただきながらお話しいただきました。副店長の再訪時期とも重なっており、まだロンドン・アイ(大観覧車)ができていなかったこと、バッキンガム宮殿の衛兵交代式を二度見に行ったことなどを興味深く拝聴し、ハイドパークやセントジェームズパークのきれいな写真を堪能しました。湖水地方ではホテルがウィンダミア湖のすぐそばということで、我々二人も訪れた場所だったため、食い入るように写真を見せて頂きました。さらに、おそらくケズウィックのストーンサークルもご覧になったことをお聞きし、当店の店名にもなった町ですので嬉しく思いました。その他、ロンドンは五つ星ホテルだったのに蛇口をひねったら泥水が出てきた、テーラーであるお父さんのために有名なサヴィル・ロウ通りで生地を買ったらぺらっぺらの生地だった、などというエピソードもお伺いしました。
・次にKさんから、昨年の10月に訪れたというホヤホヤのお話をお聞きしました。パリ滞在中、ユーロスターを利用して一泊二日でロンドンを訪れたということでした。しかもそのパリ滞在は、ルーブル美術館の地下にご自分で描かれた絵を飾るため、というところから驚かされました。短い滞在時間の中、バッキンガム宮殿の衛兵交代式、ロンドン・アイ、ビッグ・ベンあたりを訪れたそうです。夜には偶然、タワーブリッジの跳ね橋が上がるところに遭遇され、その様子をビデオで見せて頂きました。
・次に店長のあでりーから、我々二人で出かけた2010年のイギリス旅行についてお話をさせて頂きました。レンタカーで湖水地方を訪れ、宿泊地のケズウィックとウィンダミアを回りました。ケズウィックでは、ダーウェント湖を見下ろす景色が幻想的で美しいサプライズビュー、円形に置かれた石のモニュメントのストーンサークルが印象的でした。その後、ワシントン市の水鳥センターでは、のちに当店のマスコットキャラクターとなるオウギアイサという鳥を見ました。それからサンダーランドという海辺の町で一泊した際、車を駅前に停めたら駐車禁止を貼られました。翌日の朝、サンダーランドからロンドンに引き返したのですが、渋滞に巻き込まれ、宿に着いたのは20時くらいでした。ロンドンでは、二人で一泊3,000円ほどの短期アパートで一週間を過ごしました。オーガニックのボロー・マーケットで食材を買ってキッチンで料理したり、バスタブにゆっくり浸かったりなど、快適に過ごしました。ロンドンの南にあるセブン・シスターズという海岸に行った時は、台風なみの強風でしたが、景色は素晴らしかったです。テムズ河クルーズで訪れたグリニッジ天文台では、子午線を踏むという夢をかなえることもできました。ビッグベンやタワーブリッジなどの有名観光地のほか、美術館を訪問したり、ミュージカル『ライオンキング』を鑑賞したり、一週間のロンドン滞在を楽しみました。会の後半では、副店長が自分で編集したビデオを見せながら説明をしましたので、わかりやすくお伝えできたかと思います。
【イギリスこぼれ話】
・ジェントルマンが多く、ベビーカーを引いている女性が「ヘイ!」と呼ぶと周りの男性が協力して運んでくれたり、階段で重いスーツケースを持ってくれたりなど、日本との違いに驚かされます。
・昔はトラベラーズチェックがよく使われていて、使う時は店員の目の前でサインをしないといけない、未サインの状態なら落としてもまた発行できる、という懐かしい話で盛り上がりました。若い方にはもう、トラベラーズチェックという言葉が通じないようです。
・伝統的なイギリス料理ではないけれど、オーガニックパブや野菜レストランの食事、カレーなどで美味しい店はいくつかありました。そして、困った時にはフィッシュ&チップスが一番。
【まとめ】
数十年前の懐かしい話から昨年のできごとまで、多様なお話が交わされ、とても楽しい時間を過ごすことができました。店内に設置してあるイギリス地図を使い、話のたびに場所を示して確認したのもわかりやすかったと思います。今回のイベントを機に久しぶりにイギリスを訪れたくなったというご意見もあり、いろんな意味で良いイベントになりました。今後もまた同様のイベントを続けていきたいと思っています。