イベント開催報告
◆2025.2.9 Keswick映画会
〈好きな「洋画」を紹介し合いましょう〉
〈好きな「洋画」を紹介し合いましょう〉
映画会の企画は何度も立てて募集していたのですが、実際に開催したのは今回が初めてでした! ジャンルを洋画に絞り、参加者さんが好きな作品、他の人に特におすすめしたい作品をいくつか選び、紹介しあいました。
【まとめ】
ようやく開催できた映画会は、想像したとおりとても面白く豊かな内容となりました! 1940年代の古い映画から最近のハリウッド映画まで、幅広くたくさんの映画のお話ができました。途中、映画から離れていろんなお話ができたのもよかったです。ご参加の皆さま、どうもありがとうございました!
【紹介された映画】
※以下は、参加者さんの発言そのものではなく、要約・編集したものを会話風にまとめたものです。あらすじ等を主催者側で付加している部分もあります。
まずは、初参加のMさん。持参された映画パンフレットも見せていただきながら、話をお伺いしました。「映画は2年前から好きになりました。洋画が好きで、レオナルド・ディカプリオのファンです。『ロミオとジュリエット』、『シャッターアイランド』などを見ました。『ギルバート・グレイプ』では、若々しいジョニー・デップも出ていました」
春名「ディカプリオが知的障害のある男性を演じていて、すごかったですね」
Mさん「それから好きなのは、ジェッキー・チェンの出ていた『ベスト・キッド』です」
春名「老人が少年に空手を教える80年代の映画のリメイクで、こちらではジェッキー・チェンが教える側の老人なんですね」
Mさん「少年役がウィル・スミスの子供です。これを見ると、私も少林寺拳法を習いたかったなあって思いました」
次に、カフェの常連客のTさん。「テレビが壊れてハードディスクに入れてあった映画が見られなくなったのですが、最近思い出したのが1965年の映画『ドクトル・ジバゴ』です。戦争を背景にした大河ドラマで、不倫の映画でもあります。3時間以上あって長いんですが、音楽がすごくいいんです。ハッピーエンドではないけど、そこもいいんですよ。同じ年に『サウンド・オブ・ミュージック』がアカデミー作品賞を獲ったんですが、それがなければ『ドクトル・ジバゴ』だったんじゃないかと言われています。
副店長・春名「映像もすごくきれいですよね。昔は映画は観光地紹介の意味合いがあったから、意図的にきれいな景色を映したりしてました」
Tさん「それから、昨日考えて出てきたのは『裏窓』です。舞台装置が少なくてお金がかかってないのに面白いです。
夫は『カサブランカ』が大好きでした。とくにイングリッド・バーグマンがお気に入りで、彼女の映画はよく見ていました。挿入曲の『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』がいい曲なんです」
店長のあでりー「いつの時代でもいいものはいいという、本質は同じなんだと思わせられますね」
Mさん「今の時代に通底しているものがありますね」
春名「ハンフリー・ボガートのセリフの、『君の瞳に乾杯』も有名でした」
Tさん「そういえば、夫と初デートで見に行った映画が、『白い恋人たち』でした。なんのストーリーもなくて、冬季オリンピックの映像が流れるだけの映画でした」
春名「テーマ曲だけ知っています」
あでりー「私はそれほど映画を見るわけではなくて、夫が紹介してくれたものを一緒に見たりしています。若い頃は、昔の映画は古臭いと思ってましたが、今では、昔は特撮がなかったぶん、この映画を作るのにどれだけ苦労したんだろうと感心したりして、最近ではどの時代でも面白いものは面白いと思います」
Mさん「私は、音楽系の映画だと『ボヘミアン・ラプソディ』が良かったです。聞いたことのある曲が多くて、仲間の絆を感じたり」
Tさん「一緒に歌える上映もあるので、歌える人は面白かったでしょうね」
春名「フレディ役の人が良かったですね。メンバー四人とも似ていました」
あでりー「私からは、チャップリンの『独裁者』をご紹介します。いつものチャップリンのスタイルを捨てて撮った作品です。ユーモアを交えつつ、戦争はいけないということをうたっています。ラストシーンで、愛する人に対する強いメッセージがあって、本当に心を打たれました。本作は、見るたびに意味合いが変わるような気もします」
春名「僕も高校生の頃に見て感動して、妻とも一緒に二回見ました。制作は1940年だから、まさに第二次大戦のさなかに、命がけで作られたんですよね」
Mさん「社会風刺もありますね」
春名「僕のお勧め映画ですが、最近のハリウッド映画は評判作でもあまり惹かれないものが多いなか、『スリー・ビルボード』はすごく良かったです。主人公の女性が、怒りのあまり警察署に火炎瓶を投げて放火したり、とても褒められたものではない行動を繰り返します。同じく、気に入らない奴を二階の窓から突き落とすようなとんでもない差別主義者の警官と、徐々に仲良くなっていくんです」
Tさん「コメディの感じもありますね」
春名「やり過ぎるところが、笑っちゃんですよね。人間ってこういうもんなんだという気もします。その後、主人公と警官がレイプ犯を一緒に殺しにいくんですが、ラストもすごくいいんですよ」
あでりー「『グリーンブック』を思い出しますね。黒人のピアニストと、白人で差別主義者の運転手との不思議な交流が描かれてました」
Mさん「ロードムービーですよね。見てないんですが。黒人と白人という意味では、『幸せのちから』という映画を思い出しました
それから、映画館で見たインド映画の『バジュランギおじさんと、小さな迷子』が面白かったので、お勧めしたいです。インドとパキスタンの政治情勢がからんでいて、パキスタンから迷い込んだ耳の聞こえない少女を、バジュランギおじさんが母親のもとに送り届ける話です」
Tさん「インド映画は、ずーっとミュージカルみたいに、踊りと音楽というイメージがあります」
あでりー「あれがはまるんです。最近だと、『RRR』が面白かったです」
春名「『バーフバリ』が大ヒットしましたし、僕は『きっと、うまくいく』が大好きです。笑えるし、すごく感動して、力をもらえます」
Mさん「『スラムドッグ$ミリオネア』も泣いちゃうくらい感動しました。そういえばみなさんは、フランス映画とか、どうですか」
Tさん「なんとなく暗いイメージがありますよね。ハッピーエンドじゃない感じ」
Mさん「恋愛の情熱、という感じもあります。眠くなるものも多いです」
春名「ヌーベルバーグの頃は、はっきりしない結末のものが多かったかな」
あでりー「『シェルブールの雨傘』は、ストーリーがよくわからなったです。曲は良かったですけど」
春名「俳優でいうと、『太陽がいっぱい』の頃のアラン・ドロンとか、あとはジャン・ポール・ベルモンドとか、かっこよかったですね」
Tさん「ジャン・ギャバンもよかったです」
あでりー「私からはもう一作、『WATARIDORI』を紹介します。野生の渡り鳥の姿を追ったドキュメンタリーです。小さな飛行機で鳥と一緒に飛んで撮影されました。鳥や景色がとてもきれいなんです。アメリカカイツブリとか、笑えるシーンもあります。映画館で見て、とても迫力がありました」
Mさん「最近Netflixで見て、ちょっと刺激がある映画なんですけど、『フォール』という、アメリカのテレビ塔に登る作品がありました。それも実際にテレビ塔の上で撮影されたようです」
春名「ディカプリオが知的障害のある男性を演じていて、すごかったですね」
Mさん「それから好きなのは、ジェッキー・チェンの出ていた『ベスト・キッド』です」
春名「老人が少年に空手を教える80年代の映画のリメイクで、こちらではジェッキー・チェンが教える側の老人なんですね」
Mさん「少年役がウィル・スミスの子供です。これを見ると、私も少林寺拳法を習いたかったなあって思いました」
次に、カフェの常連客のTさん。「テレビが壊れてハードディスクに入れてあった映画が見られなくなったのですが、最近思い出したのが1965年の映画『ドクトル・ジバゴ』です。戦争を背景にした大河ドラマで、不倫の映画でもあります。3時間以上あって長いんですが、音楽がすごくいいんです。ハッピーエンドではないけど、そこもいいんですよ。同じ年に『サウンド・オブ・ミュージック』がアカデミー作品賞を獲ったんですが、それがなければ『ドクトル・ジバゴ』だったんじゃないかと言われています。
副店長・春名「映像もすごくきれいですよね。昔は映画は観光地紹介の意味合いがあったから、意図的にきれいな景色を映したりしてました」
Tさん「それから、昨日考えて出てきたのは『裏窓』です。舞台装置が少なくてお金がかかってないのに面白いです。
夫は『カサブランカ』が大好きでした。とくにイングリッド・バーグマンがお気に入りで、彼女の映画はよく見ていました。挿入曲の『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』がいい曲なんです」
店長のあでりー「いつの時代でもいいものはいいという、本質は同じなんだと思わせられますね」
Mさん「今の時代に通底しているものがありますね」
春名「ハンフリー・ボガートのセリフの、『君の瞳に乾杯』も有名でした」
Tさん「そういえば、夫と初デートで見に行った映画が、『白い恋人たち』でした。なんのストーリーもなくて、冬季オリンピックの映像が流れるだけの映画でした」
春名「テーマ曲だけ知っています」
あでりー「私はそれほど映画を見るわけではなくて、夫が紹介してくれたものを一緒に見たりしています。若い頃は、昔の映画は古臭いと思ってましたが、今では、昔は特撮がなかったぶん、この映画を作るのにどれだけ苦労したんだろうと感心したりして、最近ではどの時代でも面白いものは面白いと思います」
Mさん「私は、音楽系の映画だと『ボヘミアン・ラプソディ』が良かったです。聞いたことのある曲が多くて、仲間の絆を感じたり」
Tさん「一緒に歌える上映もあるので、歌える人は面白かったでしょうね」
春名「フレディ役の人が良かったですね。メンバー四人とも似ていました」
あでりー「私からは、チャップリンの『独裁者』をご紹介します。いつものチャップリンのスタイルを捨てて撮った作品です。ユーモアを交えつつ、戦争はいけないということをうたっています。ラストシーンで、愛する人に対する強いメッセージがあって、本当に心を打たれました。本作は、見るたびに意味合いが変わるような気もします」
春名「僕も高校生の頃に見て感動して、妻とも一緒に二回見ました。制作は1940年だから、まさに第二次大戦のさなかに、命がけで作られたんですよね」
Mさん「社会風刺もありますね」
春名「僕のお勧め映画ですが、最近のハリウッド映画は評判作でもあまり惹かれないものが多いなか、『スリー・ビルボード』はすごく良かったです。主人公の女性が、怒りのあまり警察署に火炎瓶を投げて放火したり、とても褒められたものではない行動を繰り返します。同じく、気に入らない奴を二階の窓から突き落とすようなとんでもない差別主義者の警官と、徐々に仲良くなっていくんです」
Tさん「コメディの感じもありますね」
春名「やり過ぎるところが、笑っちゃんですよね。人間ってこういうもんなんだという気もします。その後、主人公と警官がレイプ犯を一緒に殺しにいくんですが、ラストもすごくいいんですよ」
あでりー「『グリーンブック』を思い出しますね。黒人のピアニストと、白人で差別主義者の運転手との不思議な交流が描かれてました」
Mさん「ロードムービーですよね。見てないんですが。黒人と白人という意味では、『幸せのちから』という映画を思い出しました
それから、映画館で見たインド映画の『バジュランギおじさんと、小さな迷子』が面白かったので、お勧めしたいです。インドとパキスタンの政治情勢がからんでいて、パキスタンから迷い込んだ耳の聞こえない少女を、バジュランギおじさんが母親のもとに送り届ける話です」
Tさん「インド映画は、ずーっとミュージカルみたいに、踊りと音楽というイメージがあります」
あでりー「あれがはまるんです。最近だと、『RRR』が面白かったです」
春名「『バーフバリ』が大ヒットしましたし、僕は『きっと、うまくいく』が大好きです。笑えるし、すごく感動して、力をもらえます」
Mさん「『スラムドッグ$ミリオネア』も泣いちゃうくらい感動しました。そういえばみなさんは、フランス映画とか、どうですか」
Tさん「なんとなく暗いイメージがありますよね。ハッピーエンドじゃない感じ」
Mさん「恋愛の情熱、という感じもあります。眠くなるものも多いです」
春名「ヌーベルバーグの頃は、はっきりしない結末のものが多かったかな」
あでりー「『シェルブールの雨傘』は、ストーリーがよくわからなったです。曲は良かったですけど」
春名「俳優でいうと、『太陽がいっぱい』の頃のアラン・ドロンとか、あとはジャン・ポール・ベルモンドとか、かっこよかったですね」
Tさん「ジャン・ギャバンもよかったです」
あでりー「私からはもう一作、『WATARIDORI』を紹介します。野生の渡り鳥の姿を追ったドキュメンタリーです。小さな飛行機で鳥と一緒に飛んで撮影されました。鳥や景色がとてもきれいなんです。アメリカカイツブリとか、笑えるシーンもあります。映画館で見て、とても迫力がありました」
Mさん「最近Netflixで見て、ちょっと刺激がある映画なんですけど、『フォール』という、アメリカのテレビ塔に登る作品がありました。それも実際にテレビ塔の上で撮影されたようです」